上記の言葉は幕末に備中松山藩の財政危機を救い、藩政改革を成し遂げた山田方谷が河井継之助に贈った言葉です。なぜ財政危機を救い、藩政改革を成就できたのでしょうか? それは領民(国民)を富ませることが国を富ませ、活力を生むという、経済に対する深い理解と、陽明学を誠意中心主義に結晶させ、誠意をわが道と思い定めて貫くという至誠があったからであります。
当社も平成4年の創業より「医療」「保健」「福祉」「介護」における分野でのビジネスを通じて、数多くの関係各位とお取引きいただき、今日の私たちがあります。その感謝の念を忘れることのないよう、山田方谷が「誠意中心主義」という考え方を自分の生き方の基盤としたように、私たちも個々人が自分の考えをしっかりと持ち、お客さまには誠意を持って奉仕し、社会の基盤をしっかり見直し、それを再認識して発展させていきたいと考えております。